Fランク大学

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    1:ネタデス@\(^o^)/:2017/08/03(木) 09:35:56.65 ID:CAP_USER9.net
    2016年度の高校生の大学・短大の進学率は現役で54.8%、過年度生を加えると56.8%に及んでいる。
    4年制大学進学率は毎年過去最高を更新し、短大、専門学校の進学者も含めると、
    高校から上級学校への進学者は約75%だ(2016年度文部科学省「学校基本調査」)。
    かつてのように、上級学校への進学はエリートがするものという概念は消え去り、
    「ユニバーサルアクセス」の時代が到来している。また、日本には現在、777校の大学があり、
    その内私立大学は600校(2016年度文部科学省「学校基本調査」)にも上っている。

     すべての大学は、大手予備校が実施する模擬試験の偏差値によって完全に段階分けされている。
    そして、受験偏差値の低い、つまり志願者の少ない大学は、入学が選抜機能を果たさずフリーに入れる状態になっている。
    こうした大学は、「FREE」の頭文字を取って、「Fランク大学」と呼ばれていることは、周知の事実だろう。

     急速に大学進学者が増加する中で、大学生の学力低下が話題になり始めたのは、2000年ごろのことだった。
    あれから15年以上経ち、現在は大学生の学力問題はあまり取りざたされなくなった。これまでの間に、
    大学生の学力が十分なレベルまで向上したというわけではなさそうだ。


     小規模大学で教えている教員の実話

     筆者の耳には、低い学力は当たり前のことと関係者があきらめた結果なのかもしれないと思わせる話が入ってくる。
    大学教職員から話を聞くと、今でも学力不足は解決していないことがよくわかる。それどころか、
    驚くほど無知な大学生がむしろ増加しているのではと危惧させるような現実がある。以下のエピソードは、
    スポーツに力を入れている関東地方の小規模大学で教えている教員の実話である。

     彼は、一般教養科目として日本の自然環境に関する授業を担当しているが、以前から、大学生に考えさせること、
    発言させることに重点を置いた授業を行っている。最近注目されている「アクティブラーニング」の先取りのように見えるが、
    実は、学生の授業中の爆睡を防止する苦肉の策でもあるのだ。しかし、彼のように学生を寝かせまいとする教員はむしろ少数派。
    多くの教員は、「静かに寝ていれば、周囲の迷惑にもならないので放置する」というスタンスである。


    続きはソースにて
    http://toyokeizai.net/articles/-/181672
    【【社会】「教育困難大学」のあまりにもひどい授業風景(東洋経済)】の続きを読む

    WS000369

    1:ネタデス@\(^o^)/:2017/03/13(月) 10:17:17.05 ID:HYHcAcCC0.net BE:837857943-PLT(16930)


    給付型奨学金については、こんな意見も浮かび上がる。

    「Fランク大学に入る学生に返さなくても良い奨学金をやっても無駄だ」

    Fランクを「不合格者が少なすぎる」「偏差値が低い」などと、生やさしい表現は止めよう。受ければ誰でも入れる大学だ。
    日本には781校(国立:86 公立:92 私立:603)の大学があるが、そのうちFランクは、河合塾のボーダーラインによるとざっと言って、
    日本の大学の60%である。

    問題があるのはFランク大学の方である。利子付きの奨学金であろうが、何だろうが、それらを、学生を通して収入として受け取っているのが
    大学側だからである。悪い言い方をすれば学生はカネづるなのだ。

    「カネさえ貰えれば、入学もできるし、卒業もできる。ウチの大学はそれで良いのだ」

    ということに他ならない。文科省から補助金(税金)も出ている。こういう大学が多すぎるのではないか。もちろん「そうではない」と
    反論する大学関係者は多いだろう。「それをしなければ、大学がつぶれてしまいます」という大学もあるだろう。実際つぶれる大学もある。

    http://blogos.com/article/213549/
    【Fランク大学 文部科学省の案では給付型奨学金もらえないwww】の続きを読む

    WS000119


    1:砂漠のマスカレード ★:2017/02/01(水) 13:48:42.09 ID:CAP_USER9.net
    ■巨額の補助金「Fランク大学」驚愕の授業(3)


    ノンフィクション・ライターの白石新氏が明らかにするのは、be動詞のおさらいや“共に学ぶ楽しさ”を学ぶ授業、
    Wordの基本を学ぶコンピュータの授業など、Fランク大学の驚くべき実態である。
    文部科学省からは授業レベルに改善のお達しが出るが、問題は巨額の国費がこれらの大学につぎ込まれているという点である。

    小中学校と見まがうような授業をおこなう大学が、そこかしこにあることには驚くほかないが、なぜこんなことになっているのだろうか。
    実は、ことの発端は小泉改革にあるという。旧文部省はかつて、大学の新たな設置を抑制する方針をとっていたが、
    小泉政権下で地方分権推進の名のもとに、規制緩和が大学にもおよんだのである。

    多くの血税が…

    1991年に大学設置基準が変わる前には、全国の私立大学の数は372だったが、それがこの20年で600以上にふくれあがった。
    その結果、半数近い大学で志願者が募集人員を下回る、いわゆる定員割れを起こしている。
    09年ごろからは事実上の「大学全入時代」をむかえ、状況は深刻になるばかりだ。

    「当然の流れとして、これらの大学は淘汰の時代をむかえています。文科省もその方針を打ち出しつつある。
    しかし、大学をつぶすとなると、手続きはそう簡単ではありません。
    問題は、そうこうしている間にも、Fランク大学に多額の税金がつぎ込まれていることです。
    教育は未来への投資だとはいえ、“漢字のおさらいをしている”大学生たちに血税をつぎ込んでいる現状は、釈然としません」(受験情報に詳しいジャーナリスト)

    では、どれだけの国費が大学につぎ込まれているのだろうか。国が私立大学に交付している補助金は、年間3000億円以上にのぼり、
    2015年度の「私立大学等経常費補助金」交付額は3174億2449万9000円である。

    そのうちFランク大学に交付された金額は、たとえば日本工業大学には4億5953万9000円、千葉商科大学には4億8044万2000円、北翔大学には2億5218万5000円にもおよぶ。
    これらの巨費で学生たちが学ぶのは、くどいようだが、be動詞や漢字なのである。

    ■治安を担保する役割

    「問題の根本は高校にあるといえますね」

    と語るのは、日本大学文理学部教育学科教授の末冨芳氏だ。

    「日本の高校の大多数は全日制普通科で、職業系は非常にすくない。職能を身につけるコースに進みたくても、その選択肢がないので、とりあえず普通科に進みます。
    こうして中学を卒業した生徒のミスマッチが発生し、その子たちが、とりあえず大学に進むことになってしまっているんです」

    さらに、高校は大学進学率で評価されてしまうから、生徒をどこでもいいから大学へ進学させたがる。
    そうした悪循環が、多くのFランク大学を存続させる一因になっているのである。

    ただし、Fランク大学にも利点がないわけではない、と末冨教授はつづける。

    「地方ではFランクと呼ばれるものでも、通える大学があることが重要なんです。
    経済状況が逼迫している地方の家庭では、自宅から通学可能な大学がなければ、そもそも大学進学など考えることもできません。
    たとえFランクでも、その気があれば高度な学習はできる。そこで抜きん出た成績をおさめ、きちんと就職すれば、ひとつのロールモデルにも、地域のための人材を育てる場にもなります」

    http://news.livedoor.com/article/detail/12615274/
    2017年2月1日 8時0分 デイリー新潮
    【【教育】億単位の国費がつぎ込まれるFランク大学、その役割と未来は  行き場のない若者を預かる役割にも】の続きを読む

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