1:ネタデス@\(^o^)/:2017/11/02(木) 10:33:34.84 ID:CAP_USER9.net
新東名高速道路の新静岡―森掛川インターチェンジ(IC)間(約50・5キロ)で1日、試験的に最高速度が時速100キロから110キロに引き上げられた。

 規制速度と実際の走行速度の差をなくし、高速道の有効利用を促す狙い。重大事故を防ごうと、静岡県警は引き上げ区間での取り締まりを強化する方針だ。

 最高速度が100キロ超に引き上げられるのは、高速道路が開通した1963年以来初めてとなる。

 新静岡ICに隣接する県警高速隊新静岡分駐隊では同日、午前10時からの速度引き上げに先立ち、パトロール出発式が行われた。高速隊の望月裕正隊長は「速度超過違反、車間距離不保持などの取り締まりを強化し、交通事故を未然に防いでほしい」と訓示した。

 同区間の速度標識には午前10時、「110」の文字が点灯した。

 日本自動車連盟(JAF)静岡支部によると、時速80キロの場合、1秒間に進む距離は22・2メートルだが、時速110キロの場合は30・6メートルになる。同支部は、〈1〉運転時の視野が狭くなり、前方への注意がさらに必要〈2〉制動距離が長くなるため、車間距離を広く取る〈3〉雨や雪などの場合は指示速度に従う〈4〉大型トラックなどの速度は現行の80キロのままで、車線変更時に注意が必要――と注意点を挙げる。

 また、高速隊は「110キロで走る必要はない。速度に気を付け、気持ちに余裕を持って運転してほしい」と呼びかけている。県警は速度違反自動監視装置(オービス)の増設も検討する。

 乗用車を運転し、藤枝パーキングエリア(PA)を利用した岐阜県岐南町の男性会社員(35)は「移動時間が短くなるのはうれしい」と歓迎の様子。一方、大型トラックで同PAを訪れた茨城県日立市の男性運転手(42)は「普通車には快適かもしれないが、我々は邪魔だと思われてしまう。急な進路変更やあおり運転など危険な行為が増えないか心配」と不安を口にした。

 高速道路の最高速度の引き上げは、12月に岩手県内でも試行が始まる見通し。警察庁が静岡、岩手での事故の発生状況などを検証し、他路線・区間への拡大や120キロへの引き上げを検討することになる。

最高速度の引き上げで、110キロの数字がともった標識(静岡県藤枝市内で)



新静岡―森掛川インターチェンジ(IC)間(約50・5キロ)



2017年11月02日 10時10分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171102-OYT1T50021.html
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