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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/05/27(土) 12:47:55.22 ID:CAP_USER9.net
線路内逃走 侵入の代償は数百万円の賠償、2年以上の懲役刑も
2017.5.26 11:05

 痴漢を疑われた人物が線路内を逃走する事件が東京都内を中心に続発している。線路への立ち入りは犯罪で、損害賠償請求を受ける恐れもある。では、身に覚えがないのに疑われたらどうすべきなのか。識者の間でも見解は分かれている。(夕刊フジ)

 3月以降、痴漢を疑われた人物が線路を逃走した事例はJR東日本管内で御茶ノ水、池袋など7駅で8件。今月15日には東急田園都市線青葉台駅で線路に降りた男が電車にはねられて死亡した。

 JR東日本によると「線路内への立ち入りは管内で年間30~40件」といい、都心部で痴漢の疑いに関する線路の逃走が目立っている。

 線路に降り立つ行為について弁護士の高橋裕樹氏は「愚の骨頂」と一蹴した上で「仮に冤罪(えんざい)だったとしても、別の罪を犯すことになる。
線路に立ち入って列車の運行を妨害した場合、刑法125条1項の『往来危険罪』に問われ、減刑されることもあるが基本的には2年以上の懲役刑となる。鉄道会社からも支払い能力があると判断されれば、民事訴訟で数百万円単位の賠償を請求されることもある」と話す。

 身に覚えがないのに痴漢の疑いをかけられたらどうすればいいのか。
高橋氏は「ケース・バイ・ケースだが」としつつ、「駅長室に連れていかれてしまうと、ほぼどうしようもない。ベストは警察官に現行犯逮捕される前にその場を立ち去ること。腕をつかまれるなどして引き留められた場合は、逃げるわけではないことを明確にするために、運転免許証などを提示して自分の名前や住所を相手に伝えるといいだろう」と話す。

 一方、元検事で弁護士の中村勉氏は「被害者から腕をつかまれた時点で『常人逮捕』されたとみなされる。駅員もその場にすぐに駆けつけるなど、事実上立ち去るのは不可能だ。現場を離れたことで、後々、『やったから立ち去ったのだろう』と判断されかねない」とみる。

 「事態に巻き込まれたときは、駅員の指示に従うとともに、まず家族に連絡して事情を説明し、所轄の警察署まできてもらう。警察には捜査に協力することを約束し、身柄引受人に家族がいることを知らせれば、逃走の恐れがないとして釈放され、在宅捜査に切り替えてくれることもある」

 犯行を否認しても、身柄引受人がいる場合は裁判官が拘留請求を却下して釈放されることが多くなっているという。

 「その場合、2日程度で釈放される。その後は裁判で無罪を訴えていけばいい」

 いずれにしても誤解を受ければ面倒は避けて通れない。不用意に無関係の女性に近づかない、つり革を必ず握るといった自衛策も講じたい。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/170526/afr1705260019-s1.html

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