WS000287


1:ネタデス@\(^o^)/:2017/03/31(金) 09:13:52.22 ID:CAP_USER9.net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00000071-mbsnews-soci

世間を震撼させた神戸の児童連続殺傷事件から今年で20年になります。
おととし事件について手記を出版した加害男性が、この手記の印税収入を
賠償に充てると申し出て、遺族がこの申し出を断っていたことがわかりました。

明石海峡を見下ろす小高い丘。見晴らしのいいこの場所に男の子は眠っています。
土師淳くん(当時11)。乗り物や亀が大好きな男の子でした。今月26日、遺族の
土師守さんは淳くんの供養のため、この場所を訪れました。

「毎週ではないが、月に3回くらいは来ている。20年は一言で言うと長いように
思うが過ぎされば早かった」(土師守さん)

今から20年前の5月。神戸市須磨区の中学校の正門で淳くんの遺体の一部が
見つかりました。その後、地元の新聞社に「酒鬼薔薇聖斗」と記された犯行声明文が届きます。

周囲が騒然とする中、逮捕されたのは当時14歳の中学3年生「少年A」でした。
「反社会的人格」そして「性的サディズム」。様々な心の闇を抱えていた少年は
少年院で矯正教育を受け、2005年に社会復帰しますが、おととし、残忍な犯行に
至った自らの精神状況や社会復帰後の生活を記した手記を出版します。

「自分と同じ“人間”を壊してみたい、その時にどんな感触がするのか、この手で
確かめたいという思いにとらわれ、寝ても覚めても、もうその事しか考えられなくなった」

この手記の出版に遺族の土師守さんは強く反発しました。

「重大な事件を犯した加害者が、自ら犯した事件を題材にした手記を出版するのは
許されることではない。精神に対する“傷害罪”だと私自身は思っている」(土師守さん)

このような遺族の反発にもかかわらず、手記出版の翌年、加害男性から賠償の
申し出が土師さんのもとに届いたといいます。

「金銭であがなうことはできないが、精いっぱいの埋め合わせをしたいと。出版した
手記の印税の一部だと」(土師守さん)
Q.被害者遺族としてどう思ったか?
「そんなお金をもらうわけにはいかない」

加害男性側からの申し出は、事件の被害者3人に対し1000万円に届かない程の額を
賠償するという内容でした。その原資は「著作による印税収入」で「今の時点でできる
精一杯の埋め合わせ」だと記されていたということです。

「自分できちんと働いて稼いだお金で支払うなら受け取りますし、それではない今回は
受け取ることはできない」(土師守さん)
【【社会】神戸連続殺傷事件の被害者両親、手記の印税からの賠償を拒否。「そんな金は受け取れない。自分できちんと働いた金なら受け取る」】の続きを読む