福島第一原発

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    1:ネタデス@\(^o^)/:2017/08/01(火) 00:38:07.02 ID:CAP_USER9.net
    東京電力ホールディングス(以下、東電)は、福島第一原発から20km圏内で採取したクロダイから、これまでに最高値となるストロンチウム90を検出し、その分析結果を7月13日に発表した。
    東電は毎月、福島第一原発の「港湾内」(例えば2017年6月)と「20km圏内海域」(例えば2017年6月)の魚介類を採取し、放射線の濃度を発表している。

    通常は、セシウム134(半減期約2年)とセシウム137(半減期約30年)のみを分析。
    広報によれば、今回は、2016年度第四4半期分でセシウム濃度の高かった上位5試料(クロダイ、キツネメバル、シロメバル、カスザメ)について、ストロンチウム90(半減期約29年)の濃度を分析してみたと言う。
    時々行ってきたストロンチウムの測定は、今回の報告分を含めて2016年度までで99検体あり、クロダイが対象となったのは今回が初めてだと言う。

    ■ 東電分析で最高値

    その結果、木戸川沖合2キロで、今年1月下旬に採取されたクロダイ(全長50.6センチ、重量2.24kg)から、27ベクレル/Kgのストロンチウム90を検出した。

    「再度、状況を確認するために、同じ近海の違う場所でもう一度測定したところ、30ベクレル/Kgが出た。30ベクレル/Kgは過去の最高値です。
    ただし、セシウムは魚の身の部分のみを分析したのに対して、ストロンチウムは骨に貯まるので、それも含めた魚全体(内臓以外)を測定した結果です」(東電広報)。

    ■ 仮に食べたら「胸部レントゲンを1回の160分の1」と説明

    また、東電は、「このクロダイを仮に200g食べたとすると、その場合の線量は約0.00031mSvということになりまして、この値は、胸部レントゲンを1回受けた、これがだいたい0.05mSvでありますけれども、その160分の1程度の被ばくとなります」と説明した。
    しかし、レントゲンの場合は「外部被ばく」、食べた場合は身体に取り込んでの「内部被ばく」である。
    水産庁に尋ねると、宮城沖と福島県沖で獲れるクロダイには、現在でも、出荷制限がかかっている(水産物の放射性物質調査の結果について~7月24日更新~)。

    しかし、クロダイは地域によって「ちぬ」と呼ばれ、全国で楽しまれている魚で、海域に県境はない。大丈夫なのか。
    すると、水産庁は国立研究開発法人「水産研究・教育機構」に委託して近海(福島沖、房総沖、三陸・北海道、日本列島近海)で採集、分析した水産物ストロンチウム等調査結果を公表しているという。
     
    一方、厚生労働省は、ストロンチウム90の単独の基準値は設けず、一般食品の放射性セシウムの基準値100ベクレル/kgに含めている。
    今回見つかったクロダイの数値はそれ以下ではあるが、日々欠かさず摂取する水の基準値は10ベクレル/kgであることも忘れてはなるまい。

    原発事故から7年、出荷制限中のクロダイから、東電調査におけるストロンチウム90の最高値が検出されたことは何を意味しているのか。
    次の内閣における農水大臣、厚生労働大臣、環境大臣、そして経産省は、事実を知り、意味を考え、縦割りを排して議論すべきことが山ほどあり、これはその氷山の一角だ。

    ▼グラフや解説図などはソースでご覧下さい

    https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170728-00073837/
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    1:砂漠のマスカレード ★:2017/01/23(月) 07:14:18.62 ID:CAP_USER9.net
    福島第一原発の事故で放出された放射性物質は、依然として首都圏に滞留しているのだろうか。

    それを知るために本誌は2016年秋、新中川の下流域で全長70㎝ほどのコイを捕獲して調査した。

    ■新中川のコイから、50Bq/kgのセシウムが…

    旧江戸川と通じる新中川(江戸川区)の下流域で捕獲した全長約70cmのコイを、
    すり身にして放射能測定所のNAI(TI)シンチレーション検出器で測定したところ、50Bq/kgのセシウムを検出した。
    身を乾燥させれば水分が除去されてセシウムが濃縮されるため、さらに高い数値が出たはずだ。

    単純比較はできないが、取材班が同じ時期に福島原発沖3㎞で釣り上げたヒラメから検出されたセシウムは2.1Bq/kgだったというのに…。

    食品のセシウムの基準値は100Bq/kgだが、乳児用食品などは50Bq/kgとなっている。
    また、茨城県のように50Bq/kgを超えた魚介類は出荷を自粛する自治体もあるなかで、首都圏の魚からこの数値が検出されたことに取材班は驚きを隠せなかった。

    放射線や水文学に詳しい長崎大学大学院の小川進教授によれば、「これまでの知見から、魚類では放射性物質の生態濃縮が100倍から1万倍の規模で起こることがわかっていて、
    大型で魚の生態系の上位に位置する魚は特にそれが顕著に現れる」のだという。

    調査したコイは海水と淡水が混在する汽水域に生息していた。
    潮の満ち引きで流れが変わるこうした区域では放射性物質が海洋に流出せず、滞留しやすいことも関係していると推測できる。

    ■この年末年始にセシウム値が急上昇

    コイではないが、汽水域に生息する魚で、成長すれば1mにもなる大型魚のスズキで気になることがある。

    千葉県の銚子・九十九里沖で昨年12月から今年1月にかけて、県が調査したスズキのセシウム値が急激に上がっているのだ。
    さかのぼって昨年1月からのデータを見ると、不検出かせいぜい1Bq/kg程度だったのが、
    なぜか年末年始にかけて上昇を続け、今年1月12日に採取したものでは69Bq/kgを計測していた。

    スズキは河川と外洋を回遊する魚。汚染の高い汽水域で被曝したのだろうか? 千葉県水産局漁業資源課の担当者も首をかしげる。

    「スズキは以前からセシウムの値が出やすいので注意はしていました。
    他県ですが汽水域のクロダイで高い値が出る傾向があったので、同様に川で被曝している可能性はあります。ですが、汚染値が上がっているはっきりした原因はわかりません」

    しかし、湖や沼も含めれば100Bq/kgを超える魚は何種類も検出されている。
    首都圏だけでも千葉・手賀沼のコイ、ギンブナ、モツゴ、利根川のウナギなどには依然として出荷規制がかかっているのが現状だ。

    ■モニタリングの継続が必要だ!

    こうした放射能汚染と向き合いながら生活していくには、どうすればいいのだろうか。

    沖縄琉球大学の古川雅英教授(物質地球科学)が言う。

    「健康リスクを真剣に心配するほどの汚染値ではないが、それでも汚染された食品を食べすぎれば過剰な被曝をしてしまうのは事実です。
    それに50Bq/kgという通常ならありえない汚染値が魚から出たということは、
    さらに高濃度に汚染された魚がまだどこかにいるかもしれないということ。国や自治体はモニタリングを継続することが大切になるでしょう」

    さらに取材班は、東京湾内と東京湾に流れる河川の合計24地点で放射能汚染を調査。
    その結果、なんと1000Bq/kgを越えるスポットが2地点もあったのだ!

    ※異常な濃度のセシウムが検出された2地点とは? なぜこのような事態になっているのか?
     詳しくは発売中の週刊プレイボーイ6号「これが東京湾放射能汚染の実態だ!!」でお読みください。

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170123-00078760-playboyz-soci
    週プレNEWS 1/23(月) 6:00配信
    【【原発】セシウム値が急激に上昇? 東京湾のコイも福島原発沖のヒラメ以上に汚染されていた!】の続きを読む

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