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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/07/06(木) 11:26:17.09 ID:CAP_USER9.net
活発な前線の影響で、西日本全域で大気が不安定になり、5日午後、福岡、佐賀、大分の九州北部3県で記録的な大雨が降った。
福岡、大分両県では、河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、集落や避難先の学校が孤立。2県で少なくとも10人と連絡が取れない。
気象庁は、数十年に一度の甚大な被害の恐れがあるとして、両県の広い範囲で特別警報を出し「最大級の警戒」を求めた。

 共同通信の午後9時現在の集計で、避難指示の対象は両県の9市町で計約18万世帯、約43万人にのぼった。福岡県朝倉市では、
5日午後8時40分までの24時間雨量が観測史上最大の513ミリを記録。子供を含め他に少なくとも5人が川に流されたり、
生き埋めになったりしたとの情報がある。

 車道も歩道も濁流にのみ込まれ、家屋も床上まで水に漬かった。あちこちに水没した車が見え隠れする惨状。
経営する運送会社に避難した同市の林弘道さん(61)は「周りでは川があふれ、家が水に漬かっている。
どこが川か道路か分からない」と緊張した様子で話した。

 同市役所の別館に設置された災害対策本部も、想定を上回る大雨による雨漏りで水浸し。はだしで職員らが、
被害状況の確認などに追われていた。ツイッター上にも「実家が大変なことになり、取り残された」「大人6人、
赤ちゃん1人が孤立」「特養施設で避難できない。人数は50?60人」など、救助を求める緊迫した書き込みが相次いだ。

 また、国土交通省の現地事務所は、大分県日田市の花月川に架かる久大線の橋が流されたことを確認。
被害は拡大の一途。菅義偉官房長官は、中国地方を含む大雨被害に関し、6日午前5時から消防、警察、
自衛隊などが計6000人規模で対応に当たると明らかにした。

 《大雨の原因は「線状降水帯」》大雨の原因は「線状降水帯」だった。線状降水帯は、次々と発生する積乱雲が幅20?50キロ、
長さ50?300キロの帯になったもの。通常は30分?1時間程度で衰弱する積乱雲が連続発生して形成される。狭い範囲に
長時間の大雨を降らせるのが特徴で、河川の氾濫など大きな災害をもたらすことがある。

 《広島では死者》島根県西部でも猛烈な雨が断続的に降り続いた。隣接する広島県北部も大雨となり、
両県で一時計6万人以上に避難指示・勧告が出た。広島市安佐北区の鈴張川の中州では、同区安佐町飯室の
無職男性(93)が死亡しているのが見つかった。自宅近くの田んぼの様子を確認しに出かけ、行方が分からなくなったといい、
広島県警は増水した川で流された可能性があるとみて調べる。

スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/07/06/kiji/20170706s00042000056000c.html
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