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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/07/08(土) 10:09:28.05 ID:QICMuIlh0.net BE:388787307-2BP(1000)
スマホゲームはや消耗戦 開発費膨張、市場も頭打ち
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18634140X00C17A7TJ2000/?dg=1


グリーは7日、米国のゲーム開発子会社を解散すると発表した。経営資源を主戦場の日本国内に集中する。
携帯電話で遊ぶゲーム市場を切り開き、国内の市場拡大とともに急成長したグリー。だが市場の変化のスピードについて行けず、
2012年6月期をピークに営業利益が減り続けている。市場では何が起きているのか。

「約6年の累計で北米でのゲーム開発に300億~400億円規模の投資を行いましたが、それに見合う成果を上げることができませんでした」。
7日午後、グリーの田中良和社長は自身のフェイスブックにこう投稿した。取締役会で米子会社の解散と従業員130人の解雇を決めた数時間後のことだ。

 グリーが北米に進出したのは11年。ディー・エヌ・エーとともに日本で交流ゲームのユーザーを広げ、勢いに乗っていたころだ。
キャラクターやアイテムを引き当てる有料くじの「ガチャ」がヒットし、12年6月期には827億円の営業利益を稼いだ。ゲーム事業が軌道に
乗り始めた08年6月期からわずか4年で利益は80倍になった。

 端末の主流がガラケーからスマートフォン(スマホ)にうつると状況は一変する。グリーはユーザーを囲い込んだガラケーを捨てられず
スマホへの移行が遅れた。ガンホー・オンライン・エンターテイメントなど新興勢力に次々と抜かれ業績も急降下。17年6月期の営業利益の
会社予想は70億円で、5年前の10分の1以下の水準に沈む。



一方で市場には早くも頭打ち感が出てきた。矢野経済研究所(東京・中野)によると16年度のスマホゲームの
売上高は15年度比2%増の9450億円で、17年度も微増の見通し。状況はすでに限られたパイを巡る消耗戦の様相だ。
大作主義がはびこり失敗時のリスクも高い。据え置き型用ゲームで83年の任天堂のファミリーコンピュータ発売後、
数十年かかった変化がもう起きている。


グリーは今年投入した「アナザーエデン」が久々にヒットし、株式市場で今期の営業増益が期待されている。
ただ、その裏で開発に2年かけた作品が先月、9カ月で配信停止に追い込まれた。市場では消耗戦の厳しさに加え、
攻略の難易度も高まっている。(佐藤浩実、桜井芳野)
【消耗戦に突入したスマホゲーム市場 ガチャゲー地獄に消費者が飽きる】の続きを読む