【てるみくらぶ被害者「私たちが損したのは国の責任!金払え!」】の続きを読むhttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170423-00000027-jnn-soci
経営破綻した旅行代理店「てるみくらぶ」の「被害者の会」が発足し、全国から集まった人たちが旅行代金を返してもらえないなど被害の現状を訴えました。
「泣き寝入りと言いますか、これで簡単に済まされたくない。少しでも前に進めればと思い、今日、この場に参りました」(家族でハワイ旅行を予定していた女性〔5人で43万円の被害〕)
「国の怠慢ではないかと強く感じるので、その部分で『法で守れません』で突っぱねられるのは納得がいきません」(親戚でハワイ予定していた男性〔12人で150万円の被害〕)
23日、都内で会見を開いたのは「てるみくらぶ被害者の会」で、京都や茨城など全国の被害者15人が集まりました。
「てるみくらぶ」は資金繰りに行き詰ったとして先月27日に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていて、顧客への負債総額は100億円にのぼるとみられています。
しかし、日本旅行業協会から支払われる「弁済保証金」の上限はわずか1%程度に留まるとみられていて、「被害者の会」はさらに被害者を募った上で、今後、民事裁判での損害賠償を請求や刑事告発などを検討していくということです。(23日16:51)