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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/05/23(火) 10:36:03.05 ID:CAP_USER9.net
真空の宇宙空間で強い紫外線や放射線に1年間さらされても生き延びる細菌がいることが、国際宇宙ステーション(ISS)での山岸明彦・東京薬科大教授(生物学)らの実験で分かった。塊の状態なら生存率がより高まるという。千葉市で開かれている日本地球惑星科学連合大会で24日に発表する。

 地球の最初の生命は、地球で誕生したとする説と、他の天体からやってきたとする説がある。山岸教授らは2015~16年、生物が宇宙空間を移動できるかどうかを複数の実験で検証する「たんぽぽ計画」を、地上約400キロを飛行するISSで実施した。

 たんぽぽ計画の一環で、「世界で最も放射線に強い細菌」として知られる「デイノコッカス・ラディオデュランス」など4種類の細菌を「バイオフィルム」と呼ばれる塊にして、アルミパネル(縦10センチ、横10センチ、幅2センチ)3枚にあけられた直径1.5ミリの穴の中に入れ、15年5月からISSの外壁に設置して宇宙空間にさらした。3枚のうち1枚を約1年後に取り外し、地球に持ち帰って調べたところ、4種類のうち3種類が生きていた。

これまで、微生物は紫外線を遮断すれば宇宙空間でも生きていけることが欧州宇宙機関の実験で分かっていた。今回は紫外線をさえぎらなくても、細菌の塊の厚さが0.5ミリ以上あれば、「デイノコッカス・ラディオデュランス」で約10%、他の2種類でも5~10%生き残ったという。

山岸教授は「これまで、隕石(いんせき)の中に入った状態なら、宇宙から地球に生物が移動できると考えられてきたが、隕石の中でなくても、塊の状態なら移動できることが分かった。宇宙から最初の生命が来たという説の裏付けの一つになる」と話している。【斎藤広子】

https://mainichi.jp/articles/20170523/k00/00e/040/153000c
【【科学】真空の宇宙空間で生き延びる細菌がいることが判明!宇宙から最初の生命が来たという説の裏付けか?】の続きを読む