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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/07/20(木) 10:44:05.30 ID:CAP_USER9.net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00010002-nishinpc-soci

「迷惑を及ぼす行為はいたしません。特に犬・猫等の動物の飼育は行いません」-。
北九州市営住宅に入居する際に交わされる承諾書に、はっきり明記されているルールだが、
規則を守らない住人が後を絶たない。承諾書には「違反した場合は、直ちに退去の勧告を
受けても異議の申し立ては行いません」という文言もあるものの、迷惑行為で強制退去
させること自体のハードルが高いため、解決は難しい。「モラルに任せるしかない」と
市関係者が頭を抱える現状を探った。

「ベランダに置いていたゴミ箱を、首輪を付けた猫が漁っていた」。小倉南区内の市営団地に
住む女性(74)は憤る。1人暮らしの女性は昨年5月、1階に入居したが「ベランダにおしっこを
されたり、寝室のベッドに侵入されたりと散々な状況」という。犬を散歩させている住人も度々目撃し
「ルールで決まっているのに、なぜ平然と破れるのか。正直者が不利益を被るのは許せない」。

この団地では、1階ベランダ下の敷地に無許可で野菜や花などを植える“無断菜園”も複数ある。
野菜を植えていた女性(86)は「10年ぐらい前から栽培している。注意されていないからやめない」。

北九州市によると、市営住宅は約3万3千棟あり、入居率は89・1%。犬猫などペット関連の
昨年度の苦情は440件で、畑などの無断耕作は121件あった。市は違反を確認する度、
ペットの他人への譲渡や耕作地撤去を口答や文書で促してきた。「度重なる警告でも改善が
見られない場合は期限を区切って明け渡しを求めるが、応じない際は民事裁判で争うほかない」
(市)という。ただ、裁判を通じての退去例は市内ではこれまでないという。

ちなみに、市内の民間集合住宅などを管理する不動産会社の男性は「通常、ペット禁止物件で
違反が見つかれば、退去勧告をした上で、従わなければ強制退去も実行可能」と話す。
それでも、市関係者は「民間(の物件)では、違反が確認されれば(契約期間の)更新制度があるので
強気に出られる。しかし、更新の仕組みがない市営団地はそんな手も打てない」と漏らす。

市営団地は低所得者へのセーフティーネットとしての福祉的役割も担っている。市関係者は
「我慢強く入居者に指導し、より住みやすい環境づくりに励むほかない」と話した。
【【地域】「なぜ平然とルール破れるのか」市営団地で規則破り横行。ペット飼育、勝手に菜園。頭を抱える市職員。北九州市】の続きを読む