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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/05/28(日) 07:42:20.96 ID:CAP_USER9.net
映画「愛と青春の旅立ち」(1982年)や「プリティ・ウーマン」(90年)、「シカゴ」(2002年)などで知られる有名俳優、リチャード・ギア(67)のインタビュー記事が先月、米芸能誌「ハリウッド・リポーター」に掲載された。

 米国に次ぐ世界2位の映画市場となった中国のチベット弾圧を公然と批判してきたことで、ハリウッドから干された形になっていたリチャードの久々の露出はとても懐かしかった。

 「中国が『ダメ』というから、出演中止となった映画は少なからずある」「最近も、私が中国からよく思われないことを理由に、映画の資金提供を断られたケースがあった」

 中国側の圧力がハリウッドの第一線から退く要因だったことを率直に認めた。

 かつて、アカデミー賞のプレゼンターを務めた際、チベットを痛めつける中国批判を展開して以降、さまざまな場で同様の発言を繰り返してきた。最近の中国にこびるハリウッドとは対極的な姿勢に「潔い」との高評価があがっている。

 チベット絡みの言動が原因で中国への入国が禁じられたハリウッドスターや芸能人はリチャードだけではない。

 映画「氷の微笑」(1992年)などで知られる女優、シャロン・ストーン(59)は、2008年のカンヌ映画祭で中国・四川大地震に触れ、中国のチベットに対する対応に懸念を示した上で「よくないことをしたとき、悪いことが起きることがあるじゃないですか。地震はカルマかもしれないと思った」などと発言し、中国側から出入り禁止になった。

 さすがに、この発言には「いかがなものか」との批判が殺到し、シャロンはすぐに謝罪したが、シャロンの出演作品は上映禁止が現在も続いている。

 映画「オーシャンズ」シリーズや「バベル」(06年)などで知られる人気俳優、ブラッド・ピット(53)もダライ・ラマとの親交があったオーストリア人登山家を描いた映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)が中国側に問題視され、長年、出入り禁止が続いた。

 中国側の圧力を感じさせないのが、大御所、ハリソン・フォード(74)。米議会でチベットの人権蹂躙状況について証言するなど、米社会や世界に訴えてきた。当然、“ブラックリスト”に載っているが、ぶれる様子はみじんもない。

 ハリウッド大作からは姿を消したリチャードだが、インディーズ系などでの活動は続く。

 「映画はまだ作っている。小規模でも興味深いストーリーの映画。(中国側の圧力は)人生に影響を与えていない」

 干されていても、圧力の実態やハリウッドの舞台裏を逆にあぶりだすような発言は多くのファンをひきつけるし、影響力があることを改めて感じた。 (産経新聞ロサンゼルス支局長・中村将)

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20170522/enn1705221530003-n1.htm
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