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1:ネタデス@\(^o^)/:2017/05/27(土) 10:52:06.27 ID:CAP_USER9.net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170527-00000013-san-l13

伊豆大島(大島町)で島民の1・6倍の数まで大量繁殖している「キョン」への
対策として、小池百合子知事は26日、今秋にも捕獲業者や島民による
「キョン捕獲チーム」を結成すると発表した。大島の特産物・アシタバや
絶滅危惧種のキンランへの食害、自動車との衝突事故が問題化しており、
小池氏は「数を増やさないことが島の産業、安心にとって必要だ」と強調した。

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キョンは中国南東部が原産の、黒い瞳を持つ中型犬ほどの小さなシカ。
昭和45年秋、都立大島公園で飼育されていた十数頭のキョンが台風で壊れた
柵から逃走し、野生化した。

当初、都側の受け止めは「『野生のキョンという観光資源になるかな』くらいの
気持ちだったらしい」(都環境局の担当者)。だが、その繁殖力は想定外だった。

外来生物法が施行され、平成18年、都が同法に基づき頭数を把握すると、
約2150頭に増加していることが発覚。都は野生のキョン根絶に向けて捕獲に
着手し、28年度には年間約2200頭の捕獲に成功したが、現在の生息数は
約1万3千頭に達している。

その数は、約8千人の島民の1・6倍に相当。対策費は28年度は2億8千万円、
29年度は4億500万円にふくれあがった。

草食系のキョンによる農作物被害は年間300万円以上で、道路往来による
衝突事故も相次いでいる。こうした状況に歯止めをかけるため、島民や捕獲業者の
力を借りる捕獲チームを発足。小池氏は「繁殖力が強いため、いたちごっこが
つづいてきた。捕獲へ力を合わせる」と説明する。

今年秋の発足に向け、都はチーム名を公募。公募を通じ、キョンの問題を広く
周知する狙いがあり、「皆さんの関心を集め、行動に移していただくのは一つの手法。
観光客に大島に来ていただくチャンスにもなる」と訴える。
【【自然】伊豆大島で「キョン捕獲チーム」結成、チーム名公募。昭和45年に動物園から逃げ出した十数頭が現在は島民の1.6倍、1万3000頭に】の続きを読む